限られた時間

人生は限られた時間の中にあるって事実を知らず知らずに見ないようにして生きてる。

だから、人生でできることに限度や限りがあるってことを受け取らないままに生きてんのな。

その事実を受け入れない方が、楽なのかもしれない。

楽なのはいいんだけど、いつまで経っても今何がしたいのかが選べないんだよな。

やらなくてはいけないことがあったとしても全てができるわけではない。

完璧になんてできることはない。

今できることには限度がある。

だから、今できることを選ぶ必要がある。

ということは、今やらないことを決める必要があるんだな。

今やらないことを決めないと、今やることが決まらないという仕組みになってるらしい。

んじゃ、やらないことを決めるには?

そのヒントは、この本の中にあるかもしれない。

「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン(著)高橋璃子(約)

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やらない事を決める3原則

1 時間もお金も、自分の取り分は初めに確保しておく

貯金をしようとした際に、最初からこれは貯金の分と分けていた方が貯金ができる。

使っていて余ったら貯金にしようというと、なぜか知らないけどお金が余らない現象が起きる。

これは時間にも当てはまることで、この時間はこれをやると初めから決めておくことが大切だということ。

その時間には、他のことは入れない。

あらかじめ、自分のために使う時間を決めておくこと。

自分と向き合ったり、自分と会議する時間を確保しておくことで、その他のことをやらないようにすること。

そうすることで、自分の時間とお金を確保する事ができる。

2 タスクを制限する

同時進行するタスクを制限することで、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと注意が散漫になり、表面だけをなぞって終わってしまうということを防ぐ方法。

同時進行するタスクは、3つ程度が望ましいようだ。

それが終わらなければ、その他のタスクは絶対に入れないようにする。

そうすることによって、今やらないことが自然に決まってくるようになる。

やらなくてはいけないことをする事は大切だが、先延ばしにすることを決めることも大切なようだ。

実際に、試してみるとあれもこれもと注意力が分散しなくなった。

全てをやらなくてはいけないという変なプレッシャーが減って、タスクが確実に終わっている感じがする。

上手く進まないからといって、他のタスクに取り掛かって結局何も終わらなかったということが減少していた。

これは使えるなと感じた。

中程度のやりたいことをやらない

嫌なことをやらないという事は大切だが、なんかまあまあやりたいことをやらないという事が一番難しいようだ。

一番やりたい事をやろうとすると、失敗が怖くてまあまあやりたい事をやろうとしたりする。

それでは今一番やりたいことがどんどん先延ばしになっていく。

まあまあやりたい事も、自分のやりたいことの中の一つなのでとても魅力的に映る。

これでは、一番やりたいことがやれずにまあまあ満足な結果に終わってしまう。

これを防ぐには、やりたい事リストを25個書いて、トップ5を選び、

他の20個はいったん手放しておくこと、やらないをすること。

他の20個も自分のやりたい事だから、切り捨てる事はないけど、

一気にやれないし、人生の時間の中で今やれることは限られているので、

まずは、やりたいことトップ5に注意を向けることで人生の満足感が変化してくるというわけだ。

これは実際にリスト化してみた。

やりたい事5個に絞ることは、不安だし怖かったけど

実際に絞ってみると、なんかエネルギーが湧いてくる感覚になった。

人生がシンプルになり、今一番欲しいことに集中が向いたからだと思う。

これは、実際にやって体感してみてほしい。

著者曰く、やりたいことの他の20個を必ず捨てなくてはいけないというわけではなくて。

まあまあやりたいことを、手放すのは難しくて、時としてそれが自分の一番やりたいことをやろうとした時に、

一番やりたいことなのに先延ばしにしてしまう要因にもなるということ。

それを知っておくことが大切だということだという。

まとめ

自分の人生は有限であるということを受け入れるのは怖いけど、それを受け入れた時、

やらない事を決めて、今やりたいこと、今やれることに注意を向けたときに

人生は満たされて、自由を感じるのだろうと感じた。

やることも大切だけど、やらない事を決めることもマジで大切。

なぜなら、今やれる事は限られていて、人生でコントロールできることは限られているから。

今やりたいことをやるには、まずはやらない事を決めること。

それをやると、結果的に今自分が一番やりたいことが残るのだろうと思う。

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